エレベータとエレベーター、正しいのはどっち
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エレベーター修理
「エレベーター」と「エレベータ」、どちらの書き方が正しいか知っていますか?
実は、どちらも間違いではないのです。
通常の日本語の原則としては、外来語で、語尾が「-er」「-or」「-ar」の場合は、長音符号(ー)で表記する原則があるのだそうです。
そのため、「elevator」は「エレベーター」と表記されます。
ところが工学系や機械系の学術用語では、3音以上のカタカナ用語の末尾の音引きを省略するのが原則とのことです。
全日本科学技術団体連合会という団体が戦前に決めたものだそうです。
現在の工学系学術用語やJIS用語の多くはこのルールをそのまま踏襲しているそうなので、JIS規格に従って書かれた取扱説明書などは「エレベータ」と伸ばさずに記載されていることが多いのです。
ただし原則というだけで、どちらも誤りではないとしているため、書き手のセンスや媒体によって、自由かつ曖昧に使われているのが現状なのです。
普段何気なく使っているエレベーターにも深い深い世界がありそう。
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